2020年2月8日土曜日

日本から同和問題を無くすには


3-4教室では「日本から同和問題を無くすには」というタイトルでの発表がありました。



同和問題とは、被差別部落といわれる地域に住んでいる人が差別を受けている問題のことで、結婚や就職に影響があるそうです。




これの始まりは、豊臣秀吉の兵農分離だそうです。
強固な身分制度により、被差別部落が生まれました。
解放令が発令された後も、人々の差別意識はなくならなかったそうです。

発表者が部落解放同盟の方にお話を聞いたところ、過去には就職の際に身元調査を受けて不採用になることが多かったそうです。

働ける幅が狭まった影響で、家をきれいに保つことも、引っ越すこともできず、差別を受けたままになる負の連鎖が起こるそうです。

また、共働きをせざるを得ないことになるため、子供は必要な教育を受けることができず、大人になって家庭を持っても家庭のあり方がわからず、ネグレクトが起こることもあり、それが負の連鎖につながることがあるそうです。

そのために、学校で同和問題について学んだり、公的機関が子育て支援を行ったりするなどをすれば良いと発表者は考えています。