2020年2月8日土曜日

教師と暴力



3-3教室では、「教室と暴力」をテーマにした発表がありました。


(画像の一部を加工しています。)

教育現場の暴力問題に興味を持った発表者は、書籍やインターネット、教師へのアンケートなどから研究をしました。



発表者が教員に対して行ったアンケートでは、教師があまり暴力事件に対して興味を持っていないことがわかりました。 
暴力の原因としては、違いや多様性を認めにくい、上下ラベリングができやすい、暴力に対する認知のギャップなどが考えられます。

また、「暴力は教育現場で必要である」と考える教師が全体の3割程度いることがわかりました。

また、教師同士のいじめの原因としては、昇進の妨げになる、事務能力、教育に対する意識の差などから生じていると考えられます。

昨年の10月に起こった神戸市立東須磨小学校での事件を取り上げながら、分かりやすく伝えていてとても良かったです。



暴力の危険性を再認識し、多様性を認め合い、良好な人間関係を築くことで教育現場の暴力事案は解決される、として発表を終えました。